週刊あはきワールド 2016年3月23・30日合併号 No.467

活きたツボを捉える切経探穴法 第24回

体内の異常の詳細切経探穴

~消化器系(脾胃)の異常~

蓬治療所 戸ヶ﨑正男 


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はじめに

 前回から、体内の異常の切経探穴について解説を始めました。前号のテーマは「体内の切経探穴総説」でしたが、「体内の異常の詳細切経探穴総説」の方が適切な表現なので、以後は“異常と詳細”を入れます。

 体内の異常である五臓六腑の病気では、その程度(重症度)をどのように捉えるかということが重要です。『黄帝内経素問』によると五臓の病は重症で死病が多いと考えられています。伝統医学は病の程度を表現する方法が不完全であることが多く、この面に関しては西洋医学の概念を導入した方がよいと私は考えています。

 病気を感覚的異常、機能的異常、器質的異常に分類して、例えば、五臓の病気がどこに属するかにより重症度を予測するのです。感覚的異常から機能的異常の初期であれば、比較的軽症で、治すことが可能であり、機能的異常の末期から器質的異常であれば、重症で、難治、器質的異常であれば、かなり重症で不治や死病であるというように規定するのです。また、現代医学の諸検査の結果も参考にする必要があります。

 これ以降、私が取り上げる五臓六腑の異常は機能的異常の中期くらいまであると考えてください。

 今回は消化器系の脾胃を取り上げますが、詳細切経探穴法の復習から始めます。

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