週刊あはきワールド 2016年5月4日号 No.472

カイロプラクティック・オステオパシーの臨床応用 第3回

脊柱および隣接組織の診方・治し方(その3)

~上部頚椎の触診~

ホリスティックヘルス大谷治療室 大谷素明 


 
 上部頚椎(後頭骨・環椎・軸椎)は脊柱の中では触診が最も難しいところです。椎骨の形状の特殊性とともに複雑な動きをするところです。重い頭を支え、顎を出したり引いたりする動作、頭の回旋そしてわずかな側屈を行っています。

 パソコンで字を追っているとき、本を読んでいるときの眼の動きと頭の動きは密接にリンクしていて、その動きは主に上部頚椎が担っている。眼を多く使うと上部頚椎に負担がかかり、そこの筋に疲労がたまります。それが可動性の減少やトリガーポイントを生成して、周辺領域に関連痛を現すことが多いのです。

触診の前に環椎後頭関節と環軸関節について

 上部頚椎(後頭骨・環椎・軸椎)での屈曲伸展は、うなずいたり、相づちを打つときに小刻みに頭を上下する動作、あるいは顎を引いたりする動作です。

 後頭骨の屈曲・伸展25°と環椎の屈曲・伸展20゜を合わせて45°の可動域があります(図1)。
 

(続きはログイン・ご購読後にお読みいただけます)

この記事の続きをお読みいただくためには、週刊『あはきワールド』(有料コンテンツ)のご購読手続きが必要です。

ご購読の申し込み ログイン(ご購読済みの方はこちら)




トップページにもどる