週刊あはきワールド 2016年7月27日号 No.483

AZE SHIATSU(阿是指圧)の神髄 その14

アンバランスの要因②…体の前面、体の後面のアンバランス(10)

~按腹パート5(両手重ね四指圧)~

日西指圧学院 小野田茂 


◎過去記事≫≫  もっと見る
 
 按腹に入ってパート4まで終えて、重ね母指圧はほとんど使用せず両手重ね四指の圧を重点的に使用していることに気がついたと思われます。

 重ね四指圧を按腹の雄とする理由は、四指圧は、右手が下で左手が上(利き手が右)にして指腹で圧するわけですが、上の手が軽く下の手を押さえているだけなので、接触部の指腹の感覚が麻痺しない状態で硬結を探すことを可能にしてくれます。身体全体(丹田)からの動きの連動で接触がより簡単にできるという利点を最大限に活用したい目的が根底にあります。

 背部(実部)の指圧は、時には強圧も使用しますが、腹部はほとんど強圧を使用しないという理由も一つに挙げられます。呼吸に合わせた圧加減をより簡単に操作できるという利点もあるかもしれません。虚を突く圧が使用できないゾーンなので、重ね母指圧は避けたいものです。

 マクロ的視点から按腹の目的を述べてみましょう。

腹部と背部のアンバランスを整えます。
身体の臍を基準にして上下に分けた上半身、下半身のアンバランスを整えます。
正中線(任脈、督脈)で体を右半分、左半分に分けて、主にスポーツ障害、および習慣的な身体の偏った使用による右左のアンバランスを整えます。

 そしてこの過程において硬結、歪みを奥から表面に浮き出させ,施術を重ねていくのに従い完璧な消失も可能にします。へそ曲がりという言葉がありますが、実際性格の悪い人は経験上本当にお臍が、お腹の真ん中にありません。腸が捻じれて消化器機能が低下していつもイライラした状態なのかも知れません。

(続きはログイン・ご購読後にお読みいただけます)

この記事の続きをお読みいただくためには、週刊『あはきワールド』(有料コンテンツ)のご購読手続きが必要です。

ご購読の申し込み ログイン(ご購読済みの方はこちら)




トップページにもどる