あなた(@_@)の知らないあはきの世界 2022年6月1日

こらむ『タオ指圧キャラバン』 第1回 

経絡“まさか”の現実

遠藤喨及(えんどう・りょうきゅう)



<プロフィール>
 タオ指圧創始者として、これまで世界12カ国でワークショップを行う。
 また現在、世界8カ国で、弟子たちがタオ指圧センターを運営している。
 著書に、「タオ指圧、東洋医学の革命」、「タオ指圧、究極の経絡メソッド」(ヒューマンワールド刊)、「<気と経絡>癒しの指圧法」、「気の経絡指圧法、安らぎのツボ、実技篇」(講談社+α新書)など、多数の著書がある。(https://endo-ryokyu.com/


筆者
 はじめて経絡を認識した(自分的なことばで表現するなら、”経絡が見えた”)のは、頸部痛の患者さんを治療したときだった。

 それは、いつものようにタオ指圧的に取るツボを確認していたときだった。その人の腹部を診たら、ある部位が、他とは“異なって見えた”のである。

 ここで、どう“異なっていた”かを表現することは難しい。経絡を教えるようになって30年以上経つのに、未だすんなりとこの世界を言語化できた気がしない。

 あえて言えば、茫漠とした世界(古人はこれを「空虚」と表現したのだろうが)が、ハッキリと見えたのである。茫漠がハッキリと見えるということ自体、日常ではあり得ないことだ。(だから、日常的な意識でものを観ている時とは、全く違っている)

 その時、“もしかしたら、これが増永先生(経絡指圧の創始者、増永静人師)が言っていた、「虚の経絡」というものかな”と思った。

 ここで正直に告白すると、この時点ではまだ、経絡の存在を完全に信じていたわけではなかった。

 まあ、それはともかく、腹部のハッキリ見えた空虚な部位は、「三焦経」であった。そこで、増永先生が講習会で見せてくれていたように、指圧してみた。腹部は施術せず、下肢の三焦経のツボを何点か、施術したのだ。


<緑の実線が、三焦経(「タオ指圧・全身二十四経絡図」より)>














 すると、何と驚くなかれ、それだけで患者さんの頸部痛が、消失してしまった。それは、増永先生の治療実演が、自分の臨床現場で再現された瞬間であった。

 僕は、そんな”まさかの現実”を、あっけに取られたような気持ち”で観ていた。

◎タオ指圧WEBサイト≫≫ http://taoshiatsu.com

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