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2022年7月22日 | |||
こらむ『タオ指圧キャラバン』 第8回 目から鱗が落ちたら経絡があった奈良晃命(なら・あみ) ツイート
<プロフィール>
国際協力、途上国支援に興味があり、大学で開発経済学を学ぶ。一般企業に勤めながら、民間療法や環境問題、社会問題に関心を持ち、アートセラピー、野口整体を学ぶ中、タオ指圧に出会う。タオ指圧の哲学に感銘を受け、命に深く触れる仕事をしたいと思い、会社を辞め、看護師・助産師資格を取得。総合病院(産婦人科)や産婦人科クリニックでお産に携わる経験を持つ。現在、タオ療法臨床家。 http://taoshiatsu.com/practitioner/#ami ![]() 筆者 タオ指圧との最初の出会いは、「ブッダの学校」という体験講座。タオ指圧センター兼、和田寺道場で開催していました。 タオ指圧センターは、お寺の道場を兼ねています。それは、タオ指圧の創始者である遠藤喨及さんが、お寺の住職だからです。 当時のHPには、NPOの支援活動や、タオ指圧クラスについても記載されていました。 私は、海外支援や指圧にも興味がありました。だから、タオ指圧センターがどんな場所なのか、とても楽しみでした。 とはいえ、その一方で、“変な宗教団体だったらどうしよう……”という不安も入り混じっていました。 「ブッダの学校」を受講したのは、「瞑想状態」というものを体験してみたかったからです。その時、私は、手っ取り早く教えてもらえそうなところを探していました。 そして偶然、「ブッダの学校」のチラシを見つけたのでした。 ただ、和田寺でやっているのは、マントラを繰り返し唱える声明(念仏)修行で、瞑想ではありませんでした。 実はそのとき、ちょっとがっかりしたのですが、“念佛でも、瞑想状態になれる”と聞いて、“まあいいか。それならやってみよう”と、気軽に通い始めました。 「ブッダの学校」や、その後に続く「浄土の学校」の体験学習は、驚きの連続でした。毎回の講座がとても新鮮で、“ひょえ〜、こんな世界があるのか!”と思ったほどです。 しかも、自分のネガティブな心が救われる体験もありました。 それで終了後、もっと学びたいと思いました。 しかし、その後に続く仏教の講座はなく、学ぶとしたらタオ指圧のクラスしかありませんでした。 うーん……。私は考えました。 内心、指圧にも興味はあるものの、タオ指圧の書籍を読むと、“ツボを感じる”とか、“指先に米粒の感覚がある”とか書いてあります。 自分にとっては、何だか遠い世界のことのように感じました。 とはいえ結局、入門しました。 実際に始めてみたら、そこには、深淵で広大な気の世界が広がっていました。 さらに、学びを深めるにつれ、気も経絡もツボも、遠い世界ではなくなっていきました。 それらはすべて、目から鱗が落ちた、私の目の前にあったのです。 ![]() 支援先のバングラデシュ少数民族仏教徒の子どもたちと ![]() こうしてタオ指圧の学びを深める中で、パレスチナ、バングラデッシュなど、現地での支援活動にも参加するようになりました。 そしてその数年後には、タオ指圧の臨床に従事するまでになりました。 そして今、私は、心から願っています。「地球上に存在する、癒しを必要としている人々に、タオ指圧の技の土台である、“気と心の世界”を伝えていきたい」と……。 ◎タオ指圧WEBサイト≫≫ http://taoshiatsu.com
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