週刊 あはきワールド 2007年8月22日号 No.48

「経絡治療」漬けの熱い3日間

経絡治療学会の第49回鍼灸経絡治療夏期大学開催される

 経絡治療学会(岡田明三会長)が主催する第49回鍼灸経絡治療夏期大学が8月6~8日の3日間、東京都千代田区の二松学舎大学九段校舎で開催された。全国から集まった約500人の参加者は、普通科、高等科、研究科、研修科の4科に分かれて、どっぷり「経絡治療」漬けの3日間を過ごした。


 期間中実施された主なカリキュラムを挙げてみると、普通科は「経絡治療入門とその到達点」「経絡治療総論―蔵象から診断まで」「四診法(望聞問切)」「六部定位脈診」「カルテ作成実習」「治療実技」などで、主任講師は岡田明三氏。高等科は「祖脈の種類と意義」「祖脈鍼の実技指導」「経絡の流注と要穴の取穴 」「刺鍼法実技」「カルテ作成実習」「治療実技」などで、主任講師は金子宗明氏。研究科は「脈状の種類と意義」「脈状の病理・病症」「脈状診実技」「四診法実技」「カルテ作成実習」「治療実技」などで、主任講師は藤木実氏。研修科は「経絡治療」「陰陽五行」「取穴法」「漢方教室―鍼灸と湯液の関係」「『易経』の世界」「『易』の文化誌」「江戸期の標準経穴学」といった講義や各講師による臨床実技などで、主任講師は樋口秀吉氏が務めた。

 このほか、2日目の夜にはナイトセミナー特別講演があり、二松学舎大学東アジア学術総合研究所専任講師の町泉寿郎氏が「『十四経発揮』をめぐる諸問題―日本における受容を中心に」について講演した。3日目の午後には夏期大学恒例の全科共通実技が行われ、37人の講師による実技が4つの会場に分かれて一斉に行われた。また、今回はアメリカ人グループ(21人)が特別参加し、別教室で経絡治療の講義や実技を受けた。


写真上:研修科で「江戸期の標準経穴学」の講義をする篠原孝市氏
写真中:「全科共通実技」での岡田明三氏の実技の様子
写真下:アメリカ人セミナーで実技を披露する池田政一氏

経絡治療学会のHP≫≫≫http://www.tjmed.com/


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