週刊 あはきワールド 2008年11月5日号 No.108


大韓韓医学原典学会国際学術大会で
神麹斎こと、左合昌美氏が発表




2008大韓韓医学原典学会国際学術大会の一コマ。左から王志玲(台湾)、崔昇勳(韓国)・李南九(韓国)・翟双慶(中国)、左合昌美(日本)の各氏


  韓医師の学術団体である大韓韓医学会傘下の大韓韓医学原典学会(李南九会長)が主催する2008大韓韓医学原典学会国際学術大会が10月25日、ソウル市東大門区の慶熙大学中央図書館視聴覚室で開催された。韓国以外からも、日本、中国、台湾から黄帝内経を中心とする原典研究者が招聘された。日本からは「あはきワールド」で好評連載中の「八十一難問奇答集」の奇答師である神麹斎こと、左合昌美氏(日本内経学会副会長)が参加した。


   演題について発表する左合氏

この日の学会で発表されたのは、全部で19の演題。韓国以外の招聘者では、日本からただ1人参加した左合氏が「杏雨書屋蔵古巻子本《太素》巻二十一および二十七の翻字」について、中国からは翟雙慶氏(中華中医学会内経分科学会会長)、賀娟氏(北京中医薬大学教授)、蘇頴氏(長春中医薬大学教授)がそれぞれ「従各家学説角度進行内経的研究」「古十月暦法在内経理論中的応用」「明清四部温病医著防治温疫方薬規律研究」について、そして台湾の王志玲氏(中国医薬大学教授)が「以古文字考釈為核心観点研究中医原典」について発表した。

このほか韓国の14人の発表者(敬称略)の演題は以下の通り。

・内経研究者がやらなければならないこと(朴贊國)
・韓国内経研究略史(金南一)
・『鍼灸甲乙経』の文献的考察(金基郁)
・李済馬の四象哲学と生活世界[身体‐共同体]パラダイム(丁福喆)
・内外、陰陽の観点からみた韓医学の歴史(丁彰炫)
・三焦経の下部経脈連関性に対する研究(金度勲)
・喩昌の医論研究(方成均)
・韓方音楽治療の技法に関する研究‐脾虚補気音楽療法を中心として(李承鉉)
・『素問・陰陽應象大論』の気転化過程に対する考察(白裕相)
・『鍼灸大成』医案中の痢疾、癇疾等10案に対する研究(趙学俊)
・『黄帝内経』と宣夜説の関係に対する研究(殷晢珉)
・今古文 五行配蔵説に対する研究(張祐彰)
・『素問・脈要精微論』の寸関尺臓腑配属に対する考察(梁光烈)
・部位別発汗の機転に対する研究(柳姃我)



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