週刊 あはきワールド 2010年3月3日号 No.174


テーマは「伝統医学と現代医学との調和」

第15回国際東洋医学会学術大会開催される


 

国際東洋医学会(ICOM)の第15回学術大会(テーマ=伝統医学と現代医学との調和)が2月27、28の両日、千葉市の幕張メッセ国際会議場で開催された。韓国・台湾・香港・オーストラリア・ヨーロッパ等の各国・地域からも大勢参加し、湯液や鍼灸関連の講演、シンポジウムなどが行われた。

 鍼灸関連プログラムをいくつか紹介すると、Clinical Program:Acupunctureでは、頭痛をテーマにし、イギリス、韓国、台湾、日本の代表者がそれぞれ自分たちの治療法の概要を説明と実技の一端を披露した。


Clinical Program:Acupunctureでの実技の様子。上段左:Mike Cummings氏(British Medical Acupuncture Society、イギリス)、上段右:チェドヨン氏(慶煕大学.、韓国)、下段左:Tse-Hung Huang氏(Chang Gung Memorial Hosp.、台湾)、下段右:相澤良氏(日本伝統医学研修センター、日本)



Symposium:Evaluation of Deqiでディスカッショ
ンするシンポジストら
 Symposium:Evaluation of Deqiでは鍼の響きの評価について、東郷俊宏(東京有明医療大学、日本)、パクヒジョン(慶煕大学、韓国)、パクキュンモ(慶煕大学、韓国)、津嘉山洋(筑波技術大学、日本)、Christopher J. Zaslawski(Univ. of Technology、オーストラリア)の各氏がテーマに関する発表を行った後、フロアを交えてディスカッションが展開された。

 Symposium: Introduction of Japan-original Acupunctureでは、「刺絡療法」「夢分流打鍼」「小児鍼」が取り上げられ、演者からそれぞれ概要が説明されたあと、実技が披露された。なお、演者は「刺絡療法」では大貫進氏(温知会)と勅使河原悦司氏(日本刺絡学会)、「夢分流打鍼」は石原克己氏(日本伝統鍼灸学会)、「小児鍼」は山本博司氏(関西医療大学)が務めた。

実技を披露する演者。左から勅使河原悦司、石原克己、山本博司の各氏


また、関連セッションとして、第14回日韓シンポジウムも行われ、日本と韓国の演者がそれぞれ刺絡療法について実技を交えて紹介したあと、質疑応答が行われた。日本からは大貫進氏(温知会)と勅使河原悦司氏(日本刺絡学会)がここでも演者として活躍し、韓国からはクヒョンジョン氏(LOHAS韓医院)が金津玉液瀉血療法という特殊な治療法を紹介した。

国際東洋医学会日本支部のHP≫≫ http://isomjpn.umin.jp/

第8回あはき師のための在宅ケア実践セミナーのご案内
2010年4月10、11日開催
日時 2010年4月10日(土)午後1時~午後5時(受付12時30分~)
2010年4月11日(日)午前10時~午後5時(受付9時30分~)
内容 あはき師のための在宅ケア実践マニュアル 』をテキストにして“解剖学的肢位理論に基づく在宅ケア”の実技習得を目指す
講師 西村久代(株式会社訪問リハビリ研究センター代表取締役)
会場 東洋鍼灸専門学校
詳細 http://www.human-world.co.jp/seminer/seminer018.html



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