ヒューマンワールドの
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ヒューマンワールドのオリジナル書籍のご案内「直立二足歩行」による障害とその針灸治療 身体の正中線(体幹部)上に異常を訴える症状が多いのはなぜか――。東洋医学と現代医学を併用して診療し始めて約40年になる著者はそのことに疑問を持ち続けていた。肩こり、頚背部痛、腰痛、膝関節痛など、身体の正中線(体幹部)上に異常を訴える症状(体幹機能障害)が毎日の診療の中で患者が訴える症状として最も多いからである。 目次【第1章】現代人の最大の悩みは「体幹機能障害」
第1節 現代人は「運動器疾患」に苦しんでいる 第2節 精神的異常は、身体の痛みを誘発する 第3節 精神的緊張が腰痛を来した臨床例 【第2章】体幹は「身体の運動の枢軸」として機能している 第1節 体幹の構造と機能 第2節 正常な脊柱と骨盤の構造とそれらが異常を来したときの症状 第3節 全身の組織は「脊柱」を中心に縦につながっている 第4節 古典における「骨」組織についての考察 【第3章】体幹機能障害の遠因は、人類の「直立二足歩行」である 第1節 体幹機能障害の遠因は、人類の「直立二足歩行」である 第2節 重力負荷による「循環障害による疾患」 第3節 「骨格の異常部位」と「患者が訴える疼痛部位」とは一致しない 【第4章】「運動器疾患」の東洋医学的診断 第1節 東洋医学による診断方法の概要 第2節 四診:望診、聞診、問診、切診 【第5章】運動器疾患は経筋病である 第1節 全身の組織は、「脊柱」を中心に縦につながって機能している 第2節 経筋病と針灸治療 第3節 経筋についての大略(まとめ) 第4節 臨床例における「骨格の異常部位」と「患者が訴える疼痛部位」 【第6章】刺針・火針・刺絡の手技と効果 第1節 刺針の手技と効果機序 第2節 火針の手技と効果機序 第3節 刺絡の手技と効果機序 【第7章】針灸の保険取扱ができる6疾患の大部分は体幹機能障害である 第1節 針灸の保険取扱ができる6疾患 第2節 健康保険がきくと認められる理由 【第8章】体幹機能障害の治療 第1節 体幹機能障害の治療の概要 第2節 体幹機能障害の針灸治療の際に注意すべきこと 第3節 経筋病巣の探索 第4節 各部位の体幹機能障害の治療法 第5節 静脈性末梢循環障害(瘀血)によって起こる疾患とその治療法 【第9章】体幹機能障害の治療例 第1節 体幹機能障害の治療例のリスト 第2節 疼痛を訴える患者の治療例 第3節 瘀血によって起こる疾患の治療例 【第10章】運動器疾患の痛みを起こさせるメカニズムと治療法 ~臨床上の経験で得た著者の結論~ 第1節 気血水の流れが障害されると痛みが起こる 第2節 体幹機能障害の痛みに対する治療手段は、針灸しかない 【第11章】「運動器疾患」の予防 第1節 「運動器疾患」の痛みの予防は「血の流れを良くする」こと 第2節 「運動器疾患」の予防法 |