週刊あはきワールド 2016年10月5日号 No.492

【レポート】イスラエル指圧講習会で感じたこと

指圧に国境はなし

ヨーロッパ指圧浪越代表 小野田茂 



イスラエル指圧講習会の参加者による集合写真












イスラエル指圧協会の招待でイスラエルへ

 イスラエル指圧協会の招待で9月21日から24日までイスラエルに行ってきました。イスラエルと指圧、何かぴんと来ませんが、調べてみるとアメリカからユダヤ系の人が移民した背景を考えれば、指圧があってもなんら不思議はありません。

 とかくイスラエルと聞くとパレスチナとの関係や隣国の情勢などを考えて危ない国と妙にインスピレーションがわいてしまいます。確かに到着後の入国のイミグレーションでは一人ずつ、滞在目的、滞在場所、滞在期間、かなり厳しく質問されました。

 しかしテリアビブ国際空港を出ると、ヨーロッパというよりミニ東京といった感じで、大きいビルが建ち並び、車も多く活気に溢れた大都市でした。テルアビブの綺麗な海岸沿いにあるPRIMAホテルまでの約40分の車の走行で、警察官およびパトカーを一切見かけませんでした。頭に植えつけられたイスラエルの印象が、怖いというイメージで一杯でしたので、平和そのものといった街の雰囲気には少々驚かされました。


テリアビブ海岸沿いをジョッキングする人
 主催者の指圧の先生TZVIKA CALISAR(カリサール)さんが言うには、イスラエルは年間を通して、海岸でゆったりバカンス、エルサレムの巡礼,死海等に訪れる観光客は、半端の数ではなく、治安警備、システムにはものすごいお金を投資しているようで安全率は、世界のベスト10に入ると言っていました。

 確かにゴミが落ちていません。海岸沿いをジョッキングする人の数も半端ではなく、ただただ黙々と走っているイスラエル人は、知的で勤勉そうに見えました。たくさんのIT産業があり、観光客が押し寄せ、そのうえイスラエル人が健康には、お金を投資するメンタリティーを持っている人種だそうです。指圧がイスラエルの国に入り込んだのが約50年前ということですので、招待されて改めて諸々合点しました。

 到着日は、ホテルの前にあるテリアビブの海岸で軽い夕食です。大会の主旨と授業内容の確認で終わりました。スペインも地中海に面しています。今飛行機で5時間の距離のこの海も地中海と聞くと今更ながら、「海は広いな大きいな」の童謡が出てきそうでした。

施術中の無理な姿勢が原因で、参加者の半分以上が腰痛持ちだった!


講習風景
 翌日の大会会場は,キブツ(農業共同体)の一角にある催事場を借りて行われました。参加人数は120人前後でイスラエル指圧協会の会員でほとんどがプロとのことでした。

 内容は、浪越指圧の首(頚部)の治療がリクエストされていましたので、午前中は、頚部の虚実の観察で、主に遠隔操作による反射ポイントの見方を教授しました。
 

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