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2016年10月12日号 No.493 |
治療家のためのセルフエクササイズ 第6回 矢状面の姿勢異常へのアプローチ (4)~腰椎の前弯減少(フラットバック)~ATC&鍼灸師 山下貴士 ツイート
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フラットバックと腰部の硬結矢状面での姿勢異常として、腰の前弯が消失し、腰が丸まった状態はよくある異常でもあります。職業柄、前かがみになることの多い治療家にとっても、この姿勢異常は多いのではないでしょうか?腰椎は通常、前弯を持つ構造になっているので、腰の丸まった姿勢は、脊椎構造の崩れにつながり、椎間板や筋肉靭帯に不適切な負荷をかけることになります。ひどい場合は、椎間板ヘルニアにつながりますが、そこまで行かなくても、腰が丸まって筋がパンパンに張り、腰が痛むことは、よくある症状です。 腰痛に関しては、内科的な原因は除外することは自分の症状としても、欠かせません。その後、単なる腰の筋の張りと確定されたなら、腰の状態を確認します。腰に母指を当てて押してみると、第2~4腰椎の外側、腎兪、志室、大腸兪あたりに、硬結を見つけることがよくあります。この硬結は、時々ビー玉状のしこりとして感じられます。鍼灸師であれば、刺鍼したくなることもあるかと思いますが、要は自分では刺鍼しにくい部位でもあります。また、人に頼むには、気も使いますし、過敏になっていることもあるので、圧の強度の調節が難しい部位でもあります。 (続きはログイン・ご購読後にお読みいただけます) |
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