週刊あはきワールド 2016年10月12日号 No.493

随想

Subcultural Acupuncture (その19)

~資質の向上~

Body & Soul 箕輪政博 


◎その16 医療最前線と…
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1.想起

 この9月、厚労省の「あはき養成施設カリキュラム等改善検討会」(検討会)により、最終答申が出される。16年ぶりに、あはき教育のカリキュラムが改正され、結論的には、特に「臨床実習」を増やすということらしい。議論の詳細はウェブ上で閲覧できる。どうやら柔道整復師や鍼灸師養成の専門学校の急増により、資質の低下が懸念され、厚労省が重い腰をあげたという。矢野忠氏らが継続的に行っている、鍼灸の利用度などに関する国内調査では、ここ数年、その数値は低下傾向であり、最新の4.9%という危機的な利用状況も資質の低下(特に臨床面の)が要因しているともいう。現代のあはき法の雛形である、1911 (明治44)年の「鍼術灸術営業取締規則」(取締規則)制定の際、医学の近代化に呼応するように鍼灸の資質向上が求められた。それからいったい何度、資質の向上が叫ばれ、その都度方策が図られてきたことか…このウェブマガジンをお読みの方は多くは既卒免許保有者とはいえ、その資質を問われている張本人かもしれませんよ。

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