週刊あはきワールド 2016年10月19日号 No.494

マッスル鍼法へのいざない7

インナーマッスルを知る その2

~浅層鋭角斜刺と深層着骨刺~

あんしん堂鍼灸院院長 宮村健二 


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〔鍼臨床における浅層と深層〕

 機能解剖学では、筋肉を、皮下に存在するアウターマッスルと、骨際に存在するインナーマッスルに分けています。表在筋と、深在筋です。スポーツ医学やリハビリテーション医学では、この分け方に基づき、それぞれの筋群の特性を生かした合理的なトレーニング法の開発に力を注いでいます。

 鍼臨床では、少し事情が異なります。触診の問題が強く絡んでくるからです。アウターマッスルは全て触診可能ですが、インナーマッスルは、触診可能なものと困難なものに分かれます。そこで、後者を一類インナーマッスル、前者を二類インナーマッスルと呼び分けて、扱いの違いに連動させています。

 この考え方に立つと、鍼臨床では、筋肉を単純にアウターマッスルとインナーマッスルに分けるのではなく、触診可能なアウターマッスル+二類インナーマッスルと、触診困難な一類インナーマッスルに分けて扱うのが合理的という独自の立場が生まれます。そこで、前者を鍼臨床における浅層、後者を深層として捕らえ、鍼臨床独自の扱いを追求することとします。

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