週刊あはきワールド 2016年12月21日号 No.502

カラダの欲求と操体の私的解釈 第13回

橋本敬三が残した課題(8)

~操体式呼吸法を模索する その2~

 大隈博英 


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 今回は前回の続きで、各種伝統的健康法としての呼吸法の紹介の続きである。最初に岡田式を紹介したため、主に岡田式との比較として、取り上げてみたい。

調和道丹田呼吸法

 僧侶、藤田霊斎によって、創始された呼吸法である。もともと釈迦が修行に使っていた呼吸法を一般向けの健康法として、藤田が試行錯誤をして創始したものだと言われている。丹田と名前にあるものの、後の後継者(代表者)が全員、医師ということもあってか、現在の治癒理論としては、もっぱら横隔膜を柔軟にしてガス交換の効率化を図ることや、太陽神経叢の活性化など、西洋医学的な説明に重点が置かれているようである。もちろん、創始者の藤田自身がそう考えていたかどうかは不明である(丹田という名前がついている以上、藤田は丹田を重視していたのではないかと思える)。
 

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