週刊あはきワールド 2017年1月4日号 No.504

カイロプラクティック・オステオパシーの臨床応用 第11回

脊柱および隣接組織の診方・治し方(その11)

~腰椎の前弯と骨盤前傾~

ホリスティックヘルス大谷治療室 大谷素明 


◎過去記事≫≫  もっと見る

1.前弯過多

 腰椎の前弯は骨盤の前傾と密接に関連しています。腰椎前弯は生理学的なもので、脊柱の前弯・後弯というカーブはバネ様な働きをするといわれています。このバネの作用を発揮するにはそのカーブを維持する筋力が必要です。スポーツ選手は筋力をつけているので前弯が強くても問題はありません。しかし我々が直面する患者さんは前弯過多で問題が起きているのです。

 腰椎・仙椎のところでも以前述べましたが、骨盤が前傾していると、仙骨も前傾して、仙骨底が水平線となす角である仙骨基底角が大きくなります。そうすると第5腰椎錐体が仙骨底上を滑り落ちるベクトルが大きくなります。結果、第5腰椎の下関節突起にストレスがかかり、下関節突起と上関節突起の間で分離症が発症し、第5腰椎にそのようなストレスが持続的にかかっていると周囲靱帯にも影響し、すべり症を起こします。あるいは椎間関節へのストレスが、椎間関節関節包や多裂筋に影響を与えて症状を発することがあります。これは椎間関節性腰痛といわれています。 

(続きはログイン・ご購読後にお読みいただけます)

この記事の続きをお読みいただくためには、週刊『あはきワールド』(有料コンテンツ)のご購読手続きが必要です。

ご購読の申し込み ログイン(ご購読済みの方はこちら)




トップページにもどる