週刊あはきワールド 2017年2月15日号 No.510

在宅ケア奮闘記 その122

太刀打ちできない患者

~鋭い眼光で「帰ってくれ!」と言われて落ち込む~

訪問リハビリ研究センター代表 西村久代 


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患者さん宅で泥棒と鉢合わせ?!

 いつものように、勝手にドアを開け勝手に2階への階段を上がる。ふすまを開けて「こんにちは」と言いながら部屋に入ろうとした瞬間、ビックリ仰天。「ギャーッ」と私が声を上げようとした、まさにそのとき、中にいた若い男性が私より先に「ギャーッ」と叫んだ。

 ド、泥棒だ。腰が抜けそうになった。こんなところで泥棒と鉢合わせした。

 患者さんは、いつも私が来る時刻の少し前からドアの鍵を開けてくれている。泥棒はきっとそのことを知っていたに違いない。「早く逃げなくちゃ。もしもこの泥棒が凶器でも持っていたら…」。考えただけで、ぞっとして気持ちは焦るが、足が急にガタガタ鳴ってうまく逃げられない。階段が怖くて降りられない。泥棒が体勢を立て直して追っかけてくる。そして、泥棒が叫んだ。
 

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