週刊あはきワールド 2017年2月22日号 No.511

あはきメンタル~医療コミュニケーション編~ 第3回

他職種との交流(前編)

 (1)奈良雅之 (2)岡田紘未 


◎第2回(奈良雅之・奥脇栄治)
 「触れる」ことの意味
 
(1)奈良雅之:目白大学大学院心理学研究科教授
(2)岡田紘未:東邦大学医療センター大森病院東洋医学科・吉祥寺東方医院

 私たちは、日常の中で、たくさんの人と会話をしています。患者さんはもちろんのこと、家族やご近所さん、職場の同僚や鍼灸師仲間など、振り返るとたくさんの人の姿が浮かんでくるのではないでしょうか。鍼灸師として会話頻度の高い相手はもちろん患者さんですね。患者さんの話を聴くこと、患者さんに説明することなど、医療者と患者さんとの交流は医療面接と位置づけられ、医療教育の中で重要視されています。

 鍼灸において、患者さんは治療者と1対1の関係の中で治療を受けるのが一般的ですが、近年、医療の主流は「チーム医療」に移行しつつあります。「チーム医療」とは、「一人の患者に複数のメディカルスタッフ(医療専門職)が連携して、治療やケアに当たること」です(公益社団法人日本理学療法士協会内 チーム医療推進協議会)。

 チーム医療は、患者中心の医療を推進する上で必要なアプローチですが、そこには、「多職種連携」という枠組みが求められます。

 ここでは、多職種との交流というテーマで、多職種連携とは何か、鍼灸師が多職種連携にどのように関わるかについて岡田紘未氏とともに考えてみたいと思います。以下は岡田紘未氏の論稿です。
 

(続きはログイン・ご購読後にお読みいただけます)

この記事の続きをお読みいただくためには、週刊『あはきワールド』(有料コンテンツ)のご購読手続きが必要です。

ご購読の申し込み ログイン(ご購読済みの方はこちら)




トップページにもどる