週刊あはきワールド 2017年3月1日号 No.512

治療家のためのアロマセラピー 第14回

匂いでリラックス、リフレッシュ

~その匂いの効果、大丈夫?~

ACURE研究所 志茂田典子 


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 ストレスフルな現代社会に生きる私たちにとって、リラックスやリフレッシュという言葉は魔法のように響きます。今あるストレスフルな状況から、リラックス、リフレッシュできたら、まるですべてがうまくいくかのように。私たちがアロマセラピーに魅力を感じるのも、そのような点からかも知れません。ちょっといい匂いを嗅いだだけで、まるですべての悩みが吹っ飛び、ものごとがうまく運ぶみたいな錯覚を持たれてはいないでしょうか。

 ヒトの身体は、生きている限りは常に代謝を続けています。どんなに栄養価の高い食べ物でも、一旦身体に取り入れられた後には代謝され、身体から排泄されてしまいます。全身麻酔を使った手術では、途中で麻酔が切れないように常に手術が終わるまで麻酔医が投与をコントロールし続けますし、小さなケガを縫うために部分麻酔をするような場合なら、麻酔が切れないうちに手術を終わらせる必要があります(この場合、時々、麻酔が切れるタイミングを読み間違えて、痛い思いをさせてしまうこともないわけではありませんが…)。

 このように考えると、アロマセラピーで使う様々な匂いも、1回嗅いだだけで何日もその効果が持続するということではなさそうだということがおわかりいただけるかと思います。

 月経周期をもつ女性は、その周期ごとに様々な心と身体の変化を体験します。まるで同じ自分ではないかのような、好みの変化まで現れます。

 私たちは、女性の匂いに対する嗜好や感受性が、月経周期ごとでどのように変化するのかという実験を行いました。今回はその実験結果をご紹介しましょう。

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