週刊あはきワールド 2017年3月8日号 No.513

随想

Subcultural Acupuncture (その24)

~一本の鍼と一枚のCD、「響き」~

Body & Soul 箕輪政博 


◎その23 「営」気を養う
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1.想起

 筆者はCDに埋もれて暮らしている。Rock、Pop、Folk、Jazz、Soul、Reggae、Tango、MPBからClassicまで洋楽中心のリスナーである。たかが、嗜好である。しかし、気が付けば人生に不可欠な糧となってしまった。この一曲、その一枚に出合った時、あの響きが琴線に触れた瞬間、脳髄から心に響く恍惚は言葉ではうまく説明できない。野口整体の創始者で、文筆家としても評価される野口晴哉もレコード収集家であったという。やはり、気を練る術とアートの根っこは繋がっているのかもしれない。鍼灸は懐が深く、東洋医学を多く学べば鍼灸の醍醐味が深まっていくように、音楽も聞けば聴くほど耳が肥え、脳が冴えてくる。一本の鍼と一握りの艾、一枚のCDは人生を豊かにするエッセンスなのだ。

 さて、サブカル的鍼灸、そろそろ本題に迫ることとしよう。

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