週刊あはきワールド 2017年6月7日号 No.524

つぼつぼQ&A 第3回

「生きたツボ」について

~「つぼつぼ散歩 第7回」を読んで生じた疑問への回答~

【回答】つぼマニア 浦山玖蔵 


◎第1回 「つぼつぼ散歩 第2回」を読んで生じた
      つぼと動脈拍動部の関係についての疑問

鍼灸の各流派、あるいは人(患者様)により経穴の位置が異なることが言われますが、どのように同定、決定していくとよいでしょうか。現時点、私の考えは、WHO準拠の経穴位置を把握し、触診(皮膚表面状態、弾性、熱、気の感覚)によって特定するというものです。しかし、触診技術が身についていない現状では、その技術自体が正しいか、あるいは決定の方針自体が正しいかに懐疑もあります。(S.A.)


まず、正しいWHO標準部位を正確に安定的に取穴できるように訓練することが第一です。この部位は、日本・中国・韓国を代表する臨床家たちによって一定の評価のもとに決定された部位でもあるので、臨床的に無意味な部位は一穴たりとも存在しないことははっきりと確約できます。

 WHO標準部位を正しく取穴するには、正しい解剖学的知識が必要となるので、まず、体表から指示されたランドマークを正確に認識する訓練から始めるべきです。経穴図だけを眺めて何となく取穴するようなことが、決してないように心掛けることが重要です。刺入する場合でも、今現在、鍼先がどの組織にどのように到達しているかを立体的にイメージできるくらいに訓練しておく必要があります。これができていない人は、人体に安全に鍼を刺すことはできません。

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