週刊あはきワールド 2017年6月14日号 No.525

治療家のためのセルフエクササイズ 第14回

機能的分離エクササイズ(2)

ATC&鍼灸師 山下貴士 


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 両手を上げ、伸びを行う機会は、日常生活で頻繁にあるかと思います。これは、デスクワークなど、腕を肩より下で使う機会が非常に多いことと関係しています。治療家の仕事でも、ほとんどの時間、腕を肩より下にして使っているのではないでしょうか。

 伸びは、疲労回復のために、自然の反応として行っているのですが、やり方を間違えると腰を痛める可能性もあるとともに、あるポイントを押さえて行うと、体のバランスを一気に整える効果的なエクササイズともなります。

 そのポイントとは、腹筋を効果的に使い、腹圧を高めて伸びを行っているかどうかです。伸びのときに単に腕を上げているだけでは腰が反り、腰部が過伸展してしまいます。腰の過伸展は、腰痛の大きな原因の一つなので注意しなくてはなりません。しかしながら、腹圧を高め、腕を上げることは、腹部の安定性を確保しながら、胸郭を伸ばすことができ、機能的な分離エクササイズとなります。

 自然に伸びをするときに、思わず声を出して、伸びをしてしまうのは、声を出すことで腹圧を高めているので、非常に理にかなった動作です。このことをエクササイズに応用することで、より積極的に体の機能を高めることができます。

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