週刊あはきワールド 2017年6月14日号 No.525

『難経』私考 その57

五輸穴の主治

欅鍼灸院 名越礼子 


◎その56 兪募穴
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68難では五輸穴の主治について解説

 五輸穴における井滎輸經合の流れについては、『霊枢』の第1篇にあり、自然界の水流になぞらえています。68難でもこれを用いて経脈の気の流れを述べて、五輸穴それぞれの主治について解説しているのです。

 滑寿の説では、心下滿を主治するということは、これが肝木病であり、厥陰の支脈で、肝から別れて肺にそそいでいるので、そのため井は心下の痞満を主治するとされます。身熱を主治するということは、心火病だからです。輸は身体が重く関節が痛むのを主治するということは、脾土病だからです。経は喘息、咳嗽、寒熱を主治するということは、肺金病だからです。合は厥逆と排泄を主治するということは、腎水病だからです。

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