週刊あはきワールド 2017年6月28日号 No.527

Let’s はりきゅう遊学 第37話

世界に誇れる? 日本鍼灸

~東京宣言・ウッチン・刺絡学会雑感~

お灸とハリ治療の専門家 福島哲也 


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 今月半ばに、東京大学本郷キャンパスで開催された全日本鍼灸学会学術大会東京大会(大会テーマ:『世界に誇る日本鍼灸~「東京宣言」確立のためのプログレス~』)に、私は顔を出しませんでした(その理由は、私が全日本鍼灸学会の非会員であることと、大会テーマにあまり惹かれなかったことと、どうしても外せない所用のため)が、その代わりと言ってはなんですが、先日、東京江戸川区(タワーホール船堀)で開催された日本刺絡学会学術大会(大会テーマ:『口伝 鍼灸医学の血』)のほうに参加してきました。皆さんは、どちらか(もしくは両方)に足を運ばれましたか?

東京宣言

 ここで、東京宣言について再度確認しておきましょう。詳細は以下の通りです。

 
日本鍼灸に関する東京宣言2011

―21世紀における日本及び世界のより良い医療に貢献するために―
 
 (1) 鍼灸に関する最新の知見を医学界及び国民に向けて広く発信し、鍼灸への正しい理解と適正な医学的評価を得ることに努める。
   
 (2)  鍼灸の臨床効果を立証するために相応しい研究デザインを確立し、世界の鍼灸臨床の有効性と安全性に関する研究の発展のために貢献する。
   
 (3)  日本の伝統医学である鍼灸を医療システムにおいて適切に位置づけることに努める。
   
 (4)  鍼灸は日本の貴重な文化的遺産の一つであることの理解を深め、さらにその普及に努める。
   
 (5)  日本鍼灸と世界各国の鍼灸との交流を推進し、各国の鍼灸に対する相互理解を深め、その特色を尊重し、世界における鍼灸の多様性の維持・継承と発展に努める。
   
 (6)  心と身体をトータルにみつめる鍼灸医療を通して、これまで以上に人々の健康保持増進、疾病予防及び治療に寄与することに努める。

 この宣言から5年以上経過しましたが、お題目のプログレス(進捗状況)はいかがなものでしょうか?

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