週刊あはきワールド 2017年6月28日号 No.527

AZE SHIATSU(阿是指圧)の神髄 その24

アンバランスの要因②…体の前面、体の後面のアンバランス(20)

~肝腎要と腹部の指圧 パート4~

日西指圧学院 小野田茂 


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4.肺

1)肺の働き
 肺には体内に酸素を取り込み、それと交換に二酸化炭素を体外に出す働きがあります。すなわち肺は呼吸を司る器官と言えます。

 東洋医学では呼吸を通して体外から気を取り入れるのが肺の働きとみています。肺虚とは、この呼吸機能の低下がもたらす諸症状のことを指します。

2)症状
 肺が虚の状態において、体からの警告として現れる症状は

①鼻水
②くしゃみ
③声が低く力がない
④胸痛(胸苦しい)
⑤呼吸器官一般の不快感、疼痛、呼吸器官のアレルギー障害

などが挙げられます。

 一般的症状としては、まず第一に挙げられるのが横隔膜の可動性の欠如です。そのことと関連して、肋骨間および背骨と肋骨との関節間において可動性(遊び)が乏しく、僧帽筋(後頚部、肩甲上部、図1)の硬結(筋縮)を伴い、三角胸筋溝部(三角筋と大胸筋の境の溝)とそれに続く大胸筋(図2)に硬結が現れます。特に小胸筋、鎖骨下筋に注目します。
 

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