週刊あはきワールド 2017年7月5日号 No.528

Dr.シノハラの鍼灸徒然草 第3話

左の膝(お皿の下)が痛い原因は飲食の不摂生だった!

九州看護福祉大学鍼灸スポーツ学科 篠原昭二 


左の膝(お皿の下)が痛いんですが…

 80歳の女性。右下肢後側の痛みを主訴として治療していた患者さんであるが、初診時には背臥位や腹臥位もとれず、右を上にした側臥位しかできなかった。その後の治療で下肢後側の痛みは自制内で過ごせるまでに軽減した。

 ある日、「先生、膝のお皿の下が痛むんです」と言ってきた。膝蓋靱帯部の自覚的疼痛は、膝蓋靱帯の炎症よりも膝蓋大腿関節の異常の際の自覚症状(関連痛)として出現することが圧倒的に多い。そして、膝蓋大腿関節(PF関節)の異常は、東洋医学的には足陽明経脈・経筋病によるものである。原因としては、飲食の不摂生による胃の腑の異常から陽明経脈、陽明経筋病へと発展したケースか、イライラやストレス等から肝胃不和を来して胃の腑の異常を誘発して、さらに足陽明経脈、陽明経筋病へと発展するケースがある。

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