週刊あはきワールド 2017年7月26日号 No.531

治療家のための薬の基礎知識 第7回

ポリファーマシー問題

千葉大学医学院和漢診療学非常勤講師 和光治療院・漢方薬局 平地治美 


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 前回までの「飲み合わせ」、古典では「薬対(やくつい)」は2種類の薬剤あるいは食品の関係性についてでしたが、3種類以上の組み合わせた場合、何が起こるのかということはわからないのです。しかし、現代の日本では10種類以上の薬を長期にわたって服用している患者さんも珍しくありません。そこで発生する「ポリファーマシー」が問題となっています。

●ポリファーマシーとは

 「多剤併用の患者で、薬剤による有害事象が起こっている状態」を示します。「多数服用=ポリファーマシー」ではなく、たとえ10種類以上の薬を服用していても、処方上の問題がなく、有害事象が発生していなければポリファーマシーではありません。一方で、たった3種類の薬でも患者に有害事象が発生していれば、それはポリファーマシーと言えます。
 

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