週刊あはきワールド 2017年8月16日号 No.534

マッスル鍼法へのいざない12

筋群触診マップで学ぶマッスルの鍼 その5

~後頭下筋エリア~

あんしん堂鍼灸院院長 宮村健二 


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〔ご案内〕

 「マッスル鍼法へのいざない」は、昨年12月から「筋群触診マップで学ぶマッスルの鍼」と題するシリーズを偶数月の第3水曜日号でお届けしています。

 筋群触診マップは、筋の立体的分布を反映する体表地図です。筆者が主宰するあんしん堂鍼灸院で、臨床実践と解剖学の知見を結合して開発したオリジナルのマップです。今触診している筋は何筋かを判断するときの拠り所となり、また、その筋を対象とする刺鍼の仕方を選択する際のガイドとなります。頚背腰部を15エリア、肩関節周囲部を4エリア、股関節周囲部を5エリアに分けて紹介します。

〔後頭下筋エリア(頚背腰部筋第5エリア)の概要〕(図1)


図1
第5エリア-後頭下筋エリア(⑤の領域、側臥位)
 深層に後頭下筋群が存在する領域です。

 このエリアを他と境するラインを整理しておきます。上は後頭骨上項線、下はC2上(かみ)乳突先端線で境されます。C2上(かみ)乳突先端線は、C2棘突起直上から乳様突起先端へ引いた線です。

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