週刊あはきワールド 2017年9月13日号 No.537

治療家のためのセルフエクササイズ 第17回

骨盤のセルフエクササイズ

ATC&鍼灸師 山下貴士 


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歪んだ身体は根本原因がわからなければ身体の中心から処置する

 身体を使う職業の場合、知らず知らずのうちに、身体の使い方が片寄り、身体に歪みが生じてくることは、よくあります。これは、身体のことをよく知っている治療家も例外ではありません。医者の不養生という言葉がありますが、その通りだと思います。

 歪みを生じる身体のさまざまな部位には、互いに相関関係があります。どこが根本原因かが分かれば、そこを集中的に処置できますが、その部位を特定するのは、簡単ではありません。こういうときには、身体の中心から処置していくことです。中心を戻せば、周りにも正しい刺激が波及していきます。また、中心さえしっかりしていれば、周りが多少ずれていても、大勢に影響しません。

 では、身体の中心とは、どこでしょうか? さまざまな考え方があるかと思いますが、臍下3寸の丹田付近と考えるのが適切ではないでしょうか。なぜなら、この位置には、重心があり、体幹を安定させる腹横筋も丹田の周囲を覆っています。また、呼吸法などでも丹田に意識を集めると、精神が安定することはよく知られています。しかし、丹田は概念的なもので、実体は確認できないので、丹田の周囲で歪みを実感できる骨盤を体の中心として、エクササイズを行っていきます。

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