週刊あはきワールド 2017年9月20日号 No.538

マッスル鍼法実践コラム 第4回

押手は何のために必要か

あんしん堂鍼灸院院長 宮村健二 


◎第3回 弾入のコツ

〔ご案内〕

 奇数月の第3水曜日号で、「マッスル鍼法実践コラム」をお届けしています。今回は、押手を巡る話題です。

〔管鍼法における押手の作用を知っていますか〕

 「管鍼法の押手にはどんな作用があるの?」と質問されたら、ちゃんと答えられますか。失礼かもしれませんが、はっきり自信をもって、しかも科学的に答えられる鍼灸師は意外に少ないのではないかと筆者は想像しています。

 養成学校の鍼基礎実技の授業では、「管鍼法において押手はとても大切なものです」「押手圧には左右圧・上下圧・周囲圧があり、バランスよく整えるのがコツです」「押手は一度構えたら、刺鍼の初めから終わりまで絶対に動かしてはいけません」「押手は練習あるのみ。繰り返し繰り返し練習してください」などと指導するのが大半の学校のやり方です。押手の作用を系統的に指導するということはほとんど行われていないのが実状ではないでしょうか。

〔筆者が考える押手の作用〕

 御多分に漏れず、筆者も押手の作用を誰かから系統的に教えてもらった記憶はありません。長年にわたり鍼に携わる中で、押手には次のような作用が期待されていると考えています。
 

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