週刊あはきワールド 2017年9月20日号 No.538

治療家のためのアロマセラピー 第17回

心に効く秋の香り

~キンモクセイ~

ACURE研究所 志茂田典子 


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 台風一過の空、すっかり秋めいてきました。例年、夏休みが終わり、新学期が始まった頃、こんなふうに台風が夏を吹き飛ばしてしまったかのような秋晴れの朝に、どこからともなく漂ってくる香りがあります。キンモクセイです。

 ところが、最近ではだいぶ開花時期が遅くなってきているようです。今年はまだつぼみすらつけていません。

キンモクセイ(金木犀)の香り

 キンモクセイは香りが強いため、昔は汲み取り式トイレの近くによく植えられていました。70年代~90年代にかけては、トイレの芳香剤の匂いとしてよく使われてきたため、「トイレの匂い」と覚えてしまった人も少なくないでしょう。

 しかし、実は香水にもよく使われています。女性用ではジバンシィの「エールエスカパード」、バーバーリーの「ウィークエンドウーマン」、オゥパラディの「オスマンサス」(秋限定生産)、ジャン・パトゥの「ミル」(残念ながらもう生産中止になってしまっています)。男性用では、ディオールの「ファーレンハイト」などなど、根強い人気があります。

 最近では、消臭技術が進み、強い匂いでマスキングするという従来の臭い消しの方法ではなくなってきたので、トイレの芳香剤に使われることは格段に少なくなってきているようです。それほど、「キンモクセイ=トイレ」という印象が強かったということですね。

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