週刊あはきワールド 2017年9月27日号 No.539

【新連載】阿是指圧による体にある4つの首の治療 第1回

イントロダクション

~体にある4つの首の治療に対する阿是指圧の考え方~

日西指圧学院 小野田茂 


1.指圧の役割

 健康な体の維持とは、いつも体のバランスが自然治癒力の正常な働きにより一定に保たれていることと私は解釈しています。

 体というものはよくできているもので、機械と違って手入れ、そして程よく使用すれば、その人が持っている寿命を全うする力をいつも発動しています。

 使用過多で摩耗したパーツを取り換えると修理完了というのが機械ですが、人間の体は、不全となった臓器を取り換たからといって、体がまたスムーズに動き出すかというと、ここが問題でほかの臓器とのバランスがあります。

 一つの臓器だけ出力を増しても、また新しいものと取り換えても、そのことにより他の臓器の負担が増せば、やはり拒否反応が出てくるのが私たちの体なのです。

 全てが古くなった(老化現象)のであれば、その人の年齢、および出力、体力を考慮しつつ騙し騙し寿命を全うするのが人間の本来の姿といえます。

 歳を老れば、すべての体を動かしているメカニズムのコントロールも弱まってきます。いくらコンピューターが発達しても人間の体の進歩はたかが知れています。この悲しい現実に突き当たったときに初めて、この仕事のやりがいと虚しさ、そして人間の体の神秘が理解できるまでに達したとしたら、今度は治療における謙虚さが生まれてきます。

 その時点に達したときに初めて、指圧道の一歩があるのだと思います。

 結論として、私たちの仕事である指圧治療とは体の普段の状態において保有するバランスを常に通常に持続させて人間本来持っている自然治癒力を最大限発動しやすい体にしておくということです。

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