週刊あはきワールド 2017年10月25日号 No.543

阿是指圧による体にある4つの首の治療 第2回

足首の治療

~その1~

日西指圧学院 小野田茂 


足首の重要性

 病気の原因として考えられることとして

①食生活の不摂生
②排泄作用の停滞
③呼吸機能の不完全
④精神的ストレスの蓄積
⑤PC、スマートフォン等の使用過多がもたらす背骨の歪み

このようなことが原因で、精神と肉体(健康体は表裏一体)のアンバランスが、先天的に人間の体に本来ある、持って生まれた自然治癒力を低下させることによって、病気を誘導します。

 また人間が2本足歩行を始めたのは今から400万年前といわれています。2本足歩行になり、人間はあらゆる可能性が高まり、あらゆる可能性に挑戦してきました。その恩恵を受けてここまで人間の世界は進歩してきました。

 2本足での歩行は、飛躍的に人間世界を進歩させた一方、4本足の動物にはない、内臓下垂を生じさせて下半身の血液循環を悪化させ、静脈を通じて血液を心臓に送り返す機能を低下させたかもしれません。内臓下垂により骨盤内の生殖器官を圧迫して機能不全に導いているかもしれません。

 スマートフォン、PCの使用過多により、体の前面の筋肉と後面の筋肉のアンバランスが生じて、猫背やストレートネックを生じさせて骨盤のずれや、背骨の歪みを生じさせるかもしれません。特に腰痛は、2本足の人間の宿命とまで言われています。

 結論から言えば、文明を追いかけて、どんどん人間社会に革命をもたらしてきた人間の身体は、そんなに神代の昔の体と変わっていないということです。便利を追いかけて、便利なものを創作して世に送り出している主人公であるべき人間の身体は、いつの間にか、拒否反応をアレルギーという形で警告を出したり,不治の病といわれる癌が、減るどころか増えている傾向をお医者さんは認めざるを得ない状況になっています。日本の年間自殺者の数は優に3万人を超えています。未遂の数を数えれば、優にこの人数の倍はあると思われます。

 30年後になくなる職業に、手技療法は入っていません。その反対にある専門家は、直接体に触れて手当てを行う超原始的なこの職業を、将来の花形職業と言い切っています。このように考えれば、頭寒足熱の基本である下半身に位置する足首の重要性は、必然的に浮かび上がってきます。

 このことを考慮して、足首を中心にした下半身の治療を体系づけて書き連ねていきます。

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