週刊あはきワールド 2017年11月1日号 No.544

カイロプラクティック・オステオパシーの臨床応用 第20回

脊柱および隣接組織の診方・治し方(その20)

~腰椎分離・すべり症の症状とその治療~

ホリスティックヘルス大谷治療室 大谷素明 


◎過去記事≫≫  もっと見る
 
 脊柱管狭窄症にはすべり症による脊柱管狭窄があること、そしてそのすべり症のメカニズムや病態を前回説明してきました。すべり症では分離性と無分離の場合があることも説明してきました。

 今回はすべり症の症状と、その治療について説明していきます。

 どうしても分離していたり、椎体が前方にすべっているという視覚的にショッキングな画像が気になりますが、そのことがすぐ腰痛や下肢痛、しびれなどの下肢症状と直接結びつくわけではありません。特に成人の場合には分離が腰痛に結びつくと考えられるものは少ないのです。多くの腰痛は筋筋膜性腰痛であって、たまたまX線写真を撮ったら分離が見つかったという程度です。

 すべり症に話を戻しますが、その場合も患者さんが患っている症状、苦しんでいる症状が何であるかを聞き出すことが重要です。そしてメカニズムのところでも説明したように、骨盤の前傾による腰椎前弯過多が悪化の原因なので、来院時にX線画像がないような場合には姿勢分析や脊椎触診によって骨盤の前傾や腰椎の前弯を確認しておくことが重要です。

(続きはログイン・ご購読後にお読みいただけます)

この記事の続きをお読みいただくためには、週刊『あはきワールド』(有料コンテンツ)のご購読手続きが必要です。

ご購読の申し込み ログイン(ご購読済みの方はこちら)




トップページにもどる