週刊あはきワールド 2017年11月8日号 No.545

治療家のためのセルフエクササイズ 第19回

ラジオ体操の分析とその提案

~その1~

ATC&鍼灸師 山下貴士 


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 日本人にとって最もなじみ深い体操といえば、やはりラジオ体操ではないでしょうか。治療に携わっている方の中にも、毎日のエクササイズとして取り入れている方もいるかもしれません。ラジオ体操には、第一、第二、第三とありますが、最もなじみのある第一は、1928年に国民の健康増進のために始められ、1951年に現在の形になったそうです。目指しているのは、お年寄りから子供までが共に行える体操ということです。

 この長い歴史のあるラジオ体操をトレーニングという観点からみると、いくつかの特徴が見えてきます。そこから見えてくるラジオ体操の利点と欠点を把握しておくことで、私たちの健康作りに、より役立てることができるのではないでしょうか。

エクササイズの姿勢

 エクササイズを行う姿勢には臥位、座位、膝立ち、立位などがあります。ラジオ体操は、椅子に座って行うこともできますが、基本的にはすべてのエクササイズを立って行います。立位のエクササイズの特徴は、常に抗重力筋が働いているということです。そのため、立位のエクササイズは、関節を動かす筋だけでなく、立位を保つ筋も常に働いているので、他の姿勢で同じ動きをするより、より多くの筋群が動員されているといえます。

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