週刊あはきワールド 2017年12月13日号 No.549

◎◎はこう治す! 私の鍼灸治療法とその症例 File.44-2

パーキンソン病はこう治す(2)

~歩行困難を主訴としたパーキンソン病に対する1症例~

明治国際医療大学はり・きゅう学講座 江川雅人 


◎本シリーズの過去File≫≫  見る
 
 前号では、パーキンソン病に対する私の鍼灸治療法について解説した。今号は、その続きで歩行困難を主訴としたパーキンソン病に対する1症例を報告する。

【症例】

1.主訴と病歴
患者:66歳、男性。

初診日:X年6月9日。

主訴:歩行障害、右下肢後面の疼痛。

診断名:パーキンソン病(PD)。

現病歴:2年前から右下腿後面の疼痛を伴う歩行困難を覚え、近医を受診し、鎮痛薬の処方を受けたが効果は見られなかった。症状は少しずつ進行し、4カ月前からは右の足部に振戦を認めるようになった。近医神経内科を受診してPDとの診断を受け、L-ドパ剤を処方され、振戦はやや軽減するも歩行困難と疼痛症状が継続するため、明治国際医療大学附属鍼灸センターへ受診となった。

既往歴:前立腺肥大症と高血糖の傾向を指摘されたことがあるが、治療を必要とはされていなかった。

個人歴:喫煙はPDと診断されて以来、禁煙していた。飲酒歴は連日ビール1杯程度であった。
 

(続きはログイン・ご購読後にお読みいただけます)

この記事の続きをお読みいただくためには、週刊『あはきワールド』(有料コンテンツ)のご購読手続きが必要です。

ご購読の申し込み ログイン(ご購読済みの方はこちら)




トップページにもどる