週刊あはきワールド 2017年12月20日号 No.550

在宅ケア奮闘記 その132

1カ月の施術で浮腫が改善した末期癌患者

~寝たきりだったNさんが杖を使ってトイレまで歩けるようになった~

訪問リハビリ研究センター代表 西村久代 


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 膀胱癌で手術をしてストマ形成術を施されているNさん(83歳、男性)。体調が悪くなり両足の浮腫が著明になっている。左足は膝までは浮腫があるが、右側は大腿部の半分あたりまでパンパンに張れている。まるで食品包装用ラップを巻いたように皮膚は赤黒く光沢があり、熱があり、見るからに痛そうである。

パンパンに張れた足の浮腫を施術する

 初日は観察と聞き取り。痛いのが先行していて質問をしてもしゃべってくれない。その代わりに奥さんがとてつもなくしゃべる。ご主人がよく仕事をしていたことや、近くに住む息子夫婦が良くしてくれないことや、近所の人が心配しておかずを運んできてくれる話などを延々としゃべる。

 大切なことが聞き取れない。「うるさい。黙れ」とは言えず、心無い返事ばかりをしながら施術した。
 

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