週刊あはきワールド 2018年1月24日号 No.554

治療家のためのアロマセラピー第21回

人と酒を活かす生薬のブレンド

~屠蘇散~

ACURE研究所 志茂田典子 


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 新年も早半分が過ぎました。小正月も終わり、みなさんもすっかり普通の生活に戻りつつあるのではないでしょうか。

 ところで、みなさんはお正月にお屠蘇(とそ)、いただきましたか? お屠蘇の独特な香りは生薬の香りです。今年は我が家では、2種類のお屠蘇を作って、飲み比べてみました。

屠蘇

 正月に飲めば、邪気を払い身体を蘇らせるという屠蘇。屠蘇は、赤酒や日本酒、みりんなどに屠蘇散と呼ばれる生薬をブレンドしたものを浸して作られます。華佗が作ったともいわれていますが、記録がはっきりしているのは、9世紀初頭、唐の時代に嵯峨天皇に「屠蘇白散」が献上され、以来天皇が元日から3日間、お神酒に浸して用いたといわれています。

 日本では紀貫之の土佐日記に、薬師が「屠蘇白散酒加えて持て来たり」という記述がみられるところから、平安時代にはすでにこの習慣が貴族たちにも広まっていたようです。

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