週刊あはきワールド 2018年2月14日号 No.557

◎◎はこう治す! 私の鍼灸治療法とその症例 File.46-2

がん化学療法に伴う末梢神経障害に対する接触鍼による治療(2)

~症例とまとめ~

はり灸夢恵堂 津田昌樹 


◎本シリーズの過去File≫≫  見る
 
 前号では、「がん化学療法の副作用による末梢神経障害(CIPN)に対する接触鍼による治療」について著者が行っていることを概説した。今号では、その症例を挙げ、解説する。

がん化学療法に伴う末梢神経障害に対する接触鍼による症例

症例
 48歳、女性、公務員。

主訴
 手のしびれ。

現病歴
 X-4年8月に左卵巣がん摘出、X-3年11月、右卵巣がんと子宮を摘出しています。X-1年2月、腹膜腫瘍を摘出し、その後再発し、X年6月、腹腔内の内視鏡下で腫瘍摘出しています。術後7月、8月、9月にそれぞれ7日から10日間入院し、化学療法(シスプラチン、エトポシド、ペプレオ)を行いました。その後、手のしびれが化学療法のたびに徐々に増悪し、CIPNと診断されました。この患者は数年前に他院の医師から紹介されて、肩こりの治療のためと時おり当院を受診していました。X年12月8日に化学療法の副作用である手のしびれを訴えて来院しました。
 

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