週刊あはきワールド 2018年2月21日号 No.558

治療家のためのアロマセラピー第22回

香りの取れない芳香

~梅と蝋梅~

ACURE研究所 志茂田典子 


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 関東でも2回続いた大雪の後、晴れた空にふわっと薫ってきた梅の香り…。でも我が家の周りの白梅・紅梅の畑にはまだ花は咲いていません。その代わり、目にとまったのが、ご近所の家の黄色く色づいた蝋梅(ロウバイ)でした。つやつやした蝋細工のような花弁を持った花で、香りも梅と似ています。梅と名前もついているのですが、実は梅とは種類が異なるのです。

蝋梅(クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属)

 花びらが蝋のようにつるつるした感じなので、この呼び名があるようです。

 特に、素心蝋梅(ソシンロウバイ)と呼ばれる種の、開花前の蕾を乾燥させたものが、漢方の生薬「蝋梅花(ロウバイカ)」です。本草綱目には、蝋梅、別名「黄梅花」として出てきます。花の気味(※)は、「辛、温」で、解熱、鎮咳、鎮静薬として用いられます。また、ゴマ油に漬け込んで火傷の治療にも用いるそうです。
 

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