週刊あはきワールド 2018年3月21日号 No.562

治療家のためのアロマセラピー 第23回

春に使いたい精油

~花粉症にローズマリー~

ACURE研究所 志茂田典子 


◎第22回 香りの取れない芳香
      ~梅と蝋梅~
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 梅もすでに散りはじめ、代わって桜やモクレン、コブシが咲き始めています。お花見をしたい季節になりましたが、木の芽時の春はまた、身体のトラブルの多い季節でもあります。そしてこの季節、一番気になる症状といえば、花粉症でしょう。

 花粉症でつらいのは、目や肌の痒みなどの皮膚・粘膜症状と、鼻水・鼻づまり。まず、肺経が思い浮かびますが、アレルギーなので腸管免疫も関係してきますね。甘いものを食べすぎると症状が悪化しますよね? ということは、脾? 2017年、九州大学のグループは、スギ花粉症に対する腸管免疫を利用した新しい免疫療法を発表しました。これは花粉が飛散する前と飛散中の2カ月間の間、スギ抗体と多糖体の一種ガラクトマンナン複合体を服用するという方法で、標準的治療と比較して、約6割、抗アレルギー薬を減らす効果が認められたということです。臨床ではまだですが、腸管免疫を考えた西洋医学での花粉症治療は画期的なものとなるはずです。

 そして、アレルギーではストレスの関与も抜きには語れません。春は五臓では? 肝ですね。ところで、これらの症状がひどくなる時って、必ず身体が冷えていると感じませんか? そう、腎ですね。肝(胆)脾肺腎が今回のキーになる経絡です。これらの経絡にぴったりな精油、それがローズマリーです。3月21日は二十四節気でいうと、春分。この季節の変わり目にぜひとも使いたい精油です。

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