週刊あはきワールド 2018年5月9日号 No.569

新米鍼灸師の研修奮闘物語 File.13

Resident.SeのBSL(Bed Side Learning) Diary(13)

~年一回の丹塾特別講座に参加してきました!~

鍼灸レジデント2年目 平岡遼 


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 ゴールデンウィーク最終日の5月6日に、丹塾成城大会が行われました。これは、丹澤章八先生を塾頭とする研修塾“丹塾”が毎年5月に成城ホールで開催している勉強会です。今回のテーマは、鍼灸学校で今年度から始まる新カリキュラムに合わせ「いまこそ医療面接」でした。当日は100余名の方が参加されました。学生から臨床経験20年を超えるベテランの先生まで多種多様な参加者でしたが、ベテランの先生方が若手の先生の質問に自分の経験を踏まえて答えてくださったり一緒に考えたりする場面も多く、経験年数に関係なく参加者同士が刺激し合える良い雰囲気でワークショップを進行することができました。その熱気ある講習会の様子と鍼灸研修生(Resident)が感じたことを報告いたします。

■内容は医療面接に次ぐ医療面接!

 10時開始~17時半終了という長丁場の講座内容は、はじめに医療面接についての座学が45分あっただけで、なんと残りは10名程度のグループに分かれてひたすら医療面接を実践するワークショップ! 最後に全体振り返りの時間が1時間ありましたが、4時間以上もの間、医療面接を連続して行いました。まさに「いまこそ医療面接」というタイトルにふさわしいものでした。また患者役の方々がすごい演技力なのです。丹澤先生自らが作成された患者シナリオを元に、見た目、仕草、喋り方などまで細かく考慮された模擬患者(以下、SP;simulated patient)役の方が9人も用意されていました。1グループには計5名のSPの方が順番に来て医療面接と振り返りをしました。


ワークショップ風景(アイスブレイク中)















 丹澤先生作成のシナリオは、症状の病歴はもちろん、社会歴や解釈モデルまで事細かに考えられており、さらに医療者に聞かれたときにしか答えない項目なども指定されていて、その詳細を極めた内容に驚きました。だからこそ現実の患者なのでは、と錯覚するSPになるのだとわかりました。教育的にも素晴らしい内容なのですが、私にはその一部しかまだ理解できていないのかもしれない、とも感じます。

 こんなSPの方々を相手に、卒後1、2年の若葉マーク鍼灸師から、臨床歴30年を超えるベテラン鍼灸師までが一つのグループに集まり、みんなで医療面接をするのですからワクワクしてきますよね!

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