週刊あはきワールド 2018年5月16日号 No.570

『霊枢』 を読もう! 第12回

経脈(十二経脈の循行) 第10

欅鍼灸院 名越礼子 


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雷公が黄帝に問う帝は、禁服にいうところとして、刺針治療の原理には、経脈を始めとして、営気の運行、度量の制定、内部の五臓、外部の六腑があるのだ、と言われましたが、その道理について全面的にお教えいただきたいのです。

黄帝人が初めて生育するとき、まず精が成り脳髄を生じ、骨格が支幹となり、脈道ができて気血運行の通路となり、筋が強くなり、筋肉で障壁を作り、皮膚が堅固になり、毛髪が生え、穀物が胃に入り、脈道が通じ、気血も脈道中を循行するようになる。

雷公どうか経脈の始まりをお教えください。

黄帝経脈というものは、死生を決することや百病を診断すること、さらに虚実を調整することもできる。これらの事情をよく知っていなければならない。

 手の太陰肺の経脈は、腹部の中焦(横隔膜から臍までの部位)に起こり、下って大腸に絡み、ふたたび循環して胃の上口に戻り、上って横隔膜に至り、本経の肺に属し、横に水平に行き腋下部に出て、上腕内側を循(めぐ)りながら下行し、手の少陰心経と手の厥陰心包絡経の前面に出て、肘内を下り、前腕内側に沿って橈骨の下縁を下り、寸口拍動部に入り、掌側の魚部(親指の下の魚の形をした膨らんだ部位)に上り、手の魚際を通って、母指の端に出る。その支脈は手腕の後から分出して、次指の内廉の端に出る。
 

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