週刊あはきワールド 2018年6月20日号 No.574

臨床に役立つツボの話 第10話

ぎっくり腰に申脈と後渓を使った話と中封を使った話

群馬県立盲学校教諭 香取俊光 


◎第9話 歯科領域の臨床のツボ(小林詔司)
◎第7話 大椎穴から授かった転機(森本繁太郎)
◎過去記事≫≫  もっと見る
 
 盲学校の教員として生徒の自律を目指して教壇に立ち、すぐに効果が出たり、取穴するのに高い触察力がなくても施術できることはないかと苦悩しています。そこで、普段生徒に提案している圧痛点を探せれば治療効果がある症例を紹介してみます。

奇経療法では10円玉と100円玉など異種金属が治療道具になる

 まずは、8つの経穴の部位を覚えれば施術ができる八脈交会穴(奇経療法)で印象に残っているぎっくり腰の症例です。

 奇経療法では異種金属、上下(原則片側)の2穴に銅と亜鉛の粒を貼るか、銀鍼とステンレス鍼でも効果があります。

 また異種金属で10円玉と100円玉、1円玉と10円玉などを簡易的に使うことがネットや一般書などで見かけることがあります。生徒とは「5円玉とか50円玉は真ん中が空いていて使えないよね」とか、「500円玉は使いづらいよね」と冗談を交わしています。

症例1:申脈と後渓に10円玉と100円玉を貼ってぎっくり腰が治った例

申脈と後渓の部位
 申脈は、足外側。外果尖の直下、外果下縁と踵骨の間の陥凹部。

 後渓は、手背。第5中手指節関節尺側の近位陥凹部、赤白肉際。
 

(続きはログイン・ご購読後にお読みいただけます)

この記事の続きをお読みいただくためには、週刊『あはきワールド』(有料コンテンツ)のご購読手続きが必要です。

ご購読の申し込み ログイン(ご購読済みの方はこちら)




トップページにもどる