週刊あはきワールド 2018年6月20日号 No.574

マッスル鍼法へのいざない17

筋群触診マップで学ぶマッスルの鍼 その10

~腰椎棘突起列傍筋隆起エリア~

あんしん堂鍼灸院院長 宮村健二 


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〔ご案内〕

 偶数月の第3水曜日号で、「筋群触診マップで学ぶマッスルの鍼」をお届けしています。

 筋群触診マップは、筋の立体的分布を反映する体表地図です。筆者が主宰するあんしん堂鍼灸院で、臨床実践と解剖学の知見を結合して開発したオリジナルのマップです。今触れている筋は何筋かを判断するときの拠り所となり、また、その筋を対象とする刺鍼の仕方を選択する際のガイドとなります。頚背腰部を15エリア、肩関節周囲部を4エリア、股関節周囲部を5エリアに分けて紹介します。ご期待ください。

〔腰椎棘突起列傍筋隆起エリア(頚背腰部筋第11エリア)の概要〕(図1)


図1
第11エリア-腰椎棘突起列傍筋隆起エリア
(⑪の領域、側臥位)
 腰部を後ろからみると、正中に腰椎の棘突起が5個縦に並んでいます。この棘突起列の両サイドに縦に細長い筋肉の高まりがあり、これを棘突起列傍筋隆起と表現しています。腰椎棘突起列傍筋隆起エリアを番号で呼ぶときは、頚背腰部筋第11エリアとナンバリングしています。あん摩術式の腰部一線に当たります。

 このエリアを他と境するラインを整理しておきます。内は後正中線、外は腰椎棘突起列傍筋隆起の外縁、上はT12L1間を通る水平線、下はL5仙骨間を通る水平線で境されます。

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