週刊あはきワールド 2018年6月20日号 No.574

在宅ケア奮闘記 その138

大阪北部地震で在宅ケアの現場もマヒ状態

~“備えあれば憂いなし”を改めて痛感する~

訪問リハビリ研究センター代表 西村久代 


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地震発生

 6月18日午前7時58分、大阪の北部を震源とするM6.1の地震が発生した。私は部屋の中で座っていた。ゴゴゴッと突き上げるような音とともに上下に揺れた。地震だと分かった。ケイタイからは緊急事態発生の音は出なかった。しかし、阪神淡路大震災の体験からして、あれほどでもないと感じていた。

 縦揺れは少しの時間で終わったが、そのあとの横揺れがしばらく続いていた。部屋の中では棚から物が落ちることもなく、揺れだけで済んだ。東住吉区では震度4であったらしい。

当社のスタッフのほとんどが休業宣言

 すぐにテレビをつけると震源地などの情報が入ってきた。交通機関がマヒしている情報も伝わってきた。当社のスタッフ達で作っているLINE(ライン)で互いの無事を確認できたが、淀川区に住んでいるスタッフからは、「上から荷物が少し落ちてきました。大阪メトロが止まっていて行けません。お休みします。今、近くで火事が発生して消防車や救急車・パトカーが走り回っています」との状況説明とともに、「患者さん宅に安否確認とお休みの連絡をしようとしているのですが、電話がつながらず困っています」との連絡があった。

 堺に住むスタッフも「電車が止まっているので車で出かけたのですが、渋滞で車が動きません。引き返します」。

 天王寺区のスタッフは「小学校は子供の安全を確保できたので授業をします、と言っていたのですが、大阪市教育委員会から全校園において臨時休業措置の指示があり、引き渡しによる下校になって、子供を引き取りに行かなくてはならなくなったので、帰ります」。

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