週刊あはきワールド 2018年8月15日号 No.582

全力で治す東西両医療 第28回

ともともクリニック全力カンファレンス中継(17)

~証に対する経穴効能を考える3~

 (1)荒川和子(2)木村朗子(3)石川家明 


◎第27回 ともともクリニック全力カンファレンス中継(16)
      ~証に対する経穴効能を考える2~
      (荒川和子・木村朗子・石川家明)
◎第26回 ともともクリニック全力カンファレンス中継(15)
      ~証に対する経穴効能を考える~
      (荒川和子・木村朗子・石川家明)
◎第25回 ともともクリニック全力カンファレンス中継(14)
      ~そもそもの経穴効能を考える~
      (荒川和子・木村朗子・石川家明)
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(1)荒川和子:清友会 山田整形外科胃腸科肛門科
(2)木村朗子:ともともクリニック院長
(3)石川家明:TOMOTOMO(友と共に学ぶ東西両医学研修の会)代表

 この間、あるヨガスタジオのお母さんたちを対象に東洋医学健康相談会を開きました。ちょうど逆子の30週の妊婦がいました。至陰に施灸を皆の前で行い、自宅で行うように指導をしたところ、しばらくして廻ったとの連絡を受けました。うれしいですね。

■かなりの確率で骨盤位に有効~胎児名と夫の施灸

木村こういう電話を頂けるのはうれしいですね。一緒に治療をしていて灸一般の効果を拝見していますが、かなり速効性のあるのも驚かされますね。

石川至陰のお灸はかなりの確率で成功するからうれしいですよね。至陰の穴を取ったのは、至陰の生まれながら持っている効果、すなわち穴性を知っているからですね。今では世界中で鍼灸関係者ならば誰にでも知れ渡っています。

木村よく聞く「指がそこへ(経穴)いくんだよね」ではなさそうですね。

荒川先生は胎児名の有無を聞いた後、名前が付いていないことを知って、すぐ名づけるようにと言ったそうです。そして、その胎児の名前を呼びながら夫に施灸させてくださいとお願いしたそうですが、そのために効果が確実に出たのでしょうか?

石川いやー、前の鍼灸院に何回通ったか知りませんが、それはないと思いますよ。施灸で廻る時期が来たのではないのでしょうか。

荒川私が来てから10年近く、ほぼ全員と言っていいほど骨盤位には成功しているのではないでしょうか? うまくいかない例はありました?

石川電話を含めて 年に2~3人いますが、廻らなかった人を思い出しませんね、と言いたいところですが、最近ひとり上手くいきませんでした。MR(製薬会社の医薬情報担当者)さんの奥さん。実際にお身体拝見していないのですが、彼に施灸の方法を教えたのですが、だめみたいでした。

木村それは、残念。彼ちゃんと、施灸してくれたかなあ。

石川患者さんの娘さんが地方に嫁いている場合など、電話で指示しています。ネット情報で至陰の場所を調べてやってみてと教えています。たいてい上手くいってお礼の電話をもらいます。

■経穴が偉いのであって、施術者に力があるわけではない

荒川先生のご夫婦への指導で、まず胎児名をつけてもらい、ご夫婦で「〇〇ちゃん」と呼び掛けて、夫に施灸をさせているのが、効果を上げているのかと思っていました。

石川今までの文献でも7割近くぐらいは成功しているんじゃないかな。

荒川でも胎児名指導が、成功率をよりアップさせているかも知れません。

石川いや~、そうかな。

木村石川先生はなぜ、そのような指導を思いついたのですか? また患者ご夫婦はどんな反応をしますか?
 

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