週刊あはきワールド 2018年8月15日号 No.582

マッスル鍼法へのいざない18

筋群触診マップで学ぶマッスルの鍼 その11

~腰椎横突起列後方エリア~

あんしん堂鍼灸院院長 宮村健二 


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〔ご案内〕

 偶数月の第3水曜日号で、「筋群触診マップで学ぶマッスルの鍼」をお届けしています。

 筋群触診マップは、筋の立体的分布を反映する体表地図です。筆者が主宰するあんしん堂鍼灸院で、臨床実践と解剖学の知見を結合して開発したオリジナルのマップです。今触れている筋は何筋かを判断するときの拠り所となり、また、その筋を対象とする刺鍼の仕方を選択する際のガイドとなります。頚背腰部を15エリア、肩関節周囲部を4エリア、股関節周囲部を5エリアに分けて紹介します。ご期待ください。

〔腰椎横突起列後方エリア(頚背腰部筋第12エリア)の概要〕(図1)


図1
第12エリア-腰椎横突起列後方エリア(⑫の領域、側臥位)
 腰部を後ろからみると、正中に腰椎の棘突起が5個縦に並んでいます。この棘突起列の両サイドに縦に細長い筋肉の高まりがあり、これを棘突起列傍筋隆起と表現しています。この腰椎棘突起列傍筋隆起の外方で、腰椎横突起列の後方に当たる領域が腰椎横突起列後方エリアです。腰椎横突起列後方エリアを番号で呼ぶときは、頚背腰部筋第12エリアとナンバリングしています。

 このエリアを他と境するラインを整理しておきます。内は腰椎棘突起列傍筋隆起の外縁、外は腰椎横突起列後面外方延長皮膚交差線、上は第12肋骨下縁、下は腸骨稜上縁で境されます。

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