週刊あはきワールド 2018年9月5日号 No.584

カイロプラクティック・オステオパシーの臨床応用 第30回

モーションパルペーションの実際

~椎骨の他動的可動性を調べる~

ホリスティックヘルス大谷治療室 大谷素明 


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 前回、側屈を自動で行ったときの可動性の悪い部位の観察法を説明しましたが、今回は他動による検査法です。患者さんの椎骨の可動性は棘突起に触れながら動かせばある程度分かります。しかし他動的な動きを診ないと関節フィクセーションは分かりません。

 理論的にはすべて、屈曲・伸展、回旋、側屈の各方向に行います。しかし頚椎、胸椎、腰椎それぞれ解剖学的な特徴があるので、すべてを同じ方法で行うというのは難しいのです。伸展動作は棘突起を前方に圧迫することで他動による可動性が調べられるのですが、屈曲は難しさがあります。

 ここでは基本的なアイデアと実際に行いやすい方法をピックアップして説明していきます。

胸腰椎の棘突起の圧迫

 臨床で手っ取り早くできる可動性検査法をご紹介します。棘突起に圧をかけて各椎骨の隣接椎骨との可動性を検査する簡潔な方法です。

 患者さんを腹臥位にします。背部胸腰椎の棘突起を触診して側弯や前後弯の状態を確認します。
 

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