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2018年9月26日号 No.587 |
あはきメンタル~《からだ》と《こころ》の寄り添い編 第3回 あはき臨床における困り事中村慶・藤田洋輔 ツイート
◎第2回 あはき師が心理士になって気づいたこと(藤田晶子)
◎第1回 あはき臨床と健康心理学の接点(藤田洋輔)
(2)藤田洋輔:呉竹学園東京医療専門学校・あはき心理学研究会 今年度のあはき心理学研究会では《あはき臨床における困り事》をテーマとしたディスカッションを開催しております。他の場面や多職種において、ピアサポートという考え方、場があります。そこでは、同じ職種や同じ体験、同じような立場にあるもの同士が体験や悩みを出し合い傾聴する、その事を通じて、共有や時にはサポートをし合う、そのような場が設けられています。 さて、当研究会における第1回の《あはき臨床における困り事》ディスカッションでは「~患者さんの服薬にどう向き合う?~」、第2回では「~臨床におけるニーズ~」をテーマに行いました。実際の臨床経験や事例を踏まえて活発なディスカッションができたと思います。 第1回~患者さんの服薬にどう向き合う?~予診票の活用において、多くの参加者が服薬に関する項目を設けていることがわかりました。その理由は、「服薬からその患者さんの生活像が見える」、「症状と服薬が関係する場合がある」などが挙げられました。また医療面接における服薬の聴取においては、「症状の原因が服薬を中断したこと」、「薬の副作用であった事例」も挙がりました。さらに、その過程において、患者さんと医師との関係性、患者さんの服薬に対する思いや患者の解釈モデル、客観的な時系列にも耳を傾ける必要性が話し合われました。あはき師の役割として、患者さんの服薬に関する不安や疑問に寄り添いつつ、医師との関係性を患者さんと共に考えることも重要と思います。(続きはログイン・ご購読後にお読みいただけます) |
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