週刊あはきワールド 2018年10月17日号 No.590

症例で学ぶ入江FTシステム 第5回

入江式奇経治療による症例(5)

~全身倦怠感・頭痛・眼精疲労・腰痛の原因は顎関節症?~

寺子屋お産塾 田中寿雄 


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症例)自律神経失調症 小学5年生・女子

愁訴:全身倦怠感・頭痛・眼精疲労・腰痛(9月14日初診)。

聞・問診:体型は細身であるが痩せ過ぎの印象はなく、愁訴の倦怠感を始めとした症状は小学3年生の頃から自覚し始めて、頭痛・眼精疲労・腰痛と次々に重複して自覚されるとのこと。

 4年生の夏休みが終わった2学期の頃から、2週間登校すると諸々の愁訴が自覚されて1週間は自宅で好きな本を読んで過ごし、睡眠・食欲・便通は異常がなく病院の診断は自律神経失調症とのことで、1/3は学校を休んでいる状態であるとのこと。

 3年生になった頃から続いているというので、友達とのストレスの有無を尋ねるとないとのことで、母親も症状が軽くなると嬉しそうに登校しますと。なお、体調不良が自覚されるまではバレエを習ったり身体に対する不安はなかったとのこと。

 最近は休まず学校に行けるようになりたいとたびたび告げるようになり、母親が来院されていたことから、鍼治療に行ってみないかと尋ねると、本人が行きたいというので連れてきましたとのこと。

祖脈診:沈・虚。

経別脈診:肝経の異常。

顎関節診:愁訴が多岐に及ぶことに加えて、顔立ちは小顔だが歯は少し大きいように感じたので歯科矯正の有無を尋ねると、1年生の時から矯正していましたが2年生になった頃、本人が嫌がるようになったので途中でしたが止めましたとのこと。

 左右の顎関節部に手を当て、ゆっくり口を開閉してもらうと、左の顎関節部に違和感が察せられた。

 顎関節部・目にS2のセンサーを当てFTを行うと、どちらも左がSt。
 

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